「Wi-Fiに接続できない」「接続はできているのにインターネットに繋がらない」といった、ご家庭のWi-Fiトラブルでお困りの方も多いと思います。
多くの場合、スマートフォンやパソコンなどの端末、またはルーター側に原因があります。
正しく切り分けることで原因を特定し、スムーズにトラブルを解消できます。
この記事では、トラブルの種類ごとに原因特定の方法と対処法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

Wi-Fiのトラブルはよく聞くので、是非参考にしてください!
端末かルーターか、原因を切り分ける
Wi-Fiが繋がらない原因が端末側なのかルーター側なのかを確認しましょう。判断する方法は主に2つあります。
複数端末のうち、1台だけが接続不可か確認する
Wi-Fiに接続できない場合、まず他の端末でWi-Fiが使えるか確認しましょう。
- 1台だけ繋がらない → 端末側の問題の可能性が高い
- 複数の端末が繋がらない → ルーター側の問題の可能性が高い
別のルーター、または他環境のWi-Fiで接続できるか確認する
自宅に別のルーターがあれば入れ替えて確認します。
ない場合は、カフェやコンビニなどフリーWi-Fiへ接続してみてください。
- フリーWi-Fiでは接続できる → 自宅ルーターの問題
- フリーWi-Fiでも接続できない → 端末の問題

切り分けが重要です!問題が発生しているのが端末側なのか、ルーター側なのかを理解しているとスムーズにトラブル解消が出来るようになります!
端末側に問題がある場合の対処法
端末側に原因がある場合は、ご自身で解決できることが多いです。
Wi-Fiのパスワードを再確認する
端末がSSIDや暗号化パスワードを記憶していても、不具合で情報が消えることがあります。
ルーター背面に記載のSSID・パスワードを確認し、再度接続してみましょう。
機内モードのオン・オフ
スマートフォンの機内モードを一度オン → オフに切り替えると、Wi-Fi機能がリセットされ改善することがあります。
端末の再起動
再起動してもデータは消えません。
軽い不具合であれば、再起動だけで改善されることがあります。

困ったときは端末の再起動をするのが無難で、Wi-Fiトラブル以外でも調子が悪ければ端末の再起動が有効的です!
ルーター側に問題がある場合の対処法
ルーターの再起動
まずはルーターを再起動してみましょう。
- 電源ボタンがある → ボタン長押しで再起動
- 電源ボタンがない → コンセントを抜いて5分ほど待ち、再度差し込む
長時間稼働により熱がこもり、不安定になることがよくあります。
ケーブル接続を確認する
回線終端装置(ONUなど)とルーターをつないでいるLANケーブルが抜けていないか確認します。
外れている場合はルーターの WANポート にしっかり差し込み直してください。
ルーター設定の見直し
まれにルーターの設定が消えてしまうことがあります。
付属の取扱説明書を参考に、再設定を行ってください。
また、周波数帯を変えることで改善する場合もあります。
- 2.4GHz:遠くまで届くが電波干渉を受けやすい
- 5GHz:高速で干渉に強いが壁に弱く届きにくい
5GHzが届く範囲であれば、5GHzでの接続をおすすめします。
ルーターの買い替え
ルーターの交換目安は 5〜7年 と言われています。
古くなると電波の飛びや速度が低下します。
各対処法を試しても改善しない場合は、買い替えを検討しましょう。

記載している対処法はご自身でもできる範囲のものを記載しています。他に問題がある場合は専門操作が必要になる場合があるので、無理せず専門業者へ依頼をしましょう。
まとめ
Wi-Fiトラブルはよく発生しますが、原因を切り分けることでスムーズに解決できます。
専門業者に依頼するのも確実ですが、訪問まで時間がかかることや費用が発生することがあります。
まずはご自身でできる対処法を試してみてください。
